結論から言うと、ヨルダンでは travel eSIM を 日本出発前に購入・有効化しておくのが、手続き・即時性・通話まわりの三拍子で最も確実な最適解です。ヨルダンは現地プリペイド SIM を買うのにパスポート登録 (KYC) が必須で、さらに WhatsApp などの VoIP 「通話」が現地回線では遮断されているという、インドやトルコとは違う独特のクセがあります。ところが、日本の回線から海外へ抜ける travel eSIM なら、空港のカウンターに並ばずに着いた瞬間から通信でき、しかも国外を経由する仕組み上 WhatsApp 通話がそのまま使えることが多い。私が中東を回りながら海外 eSIM を実際に動かしてきた感触でも、ヨルダンはこの 2 点を出発前に押さえておくのが、現地で通信と連絡に困らない一番の近道でした。

ヨルダン旅行、スマホの通信ってどうするのが正解なんでしょう?

現地 SIM はパスポート登録が要り、しかも現地回線は WhatsApp 通話が遮断。eSIM で両方かわすのが楽です。

通話が遮断ってどういうことですか? LINE も使えない?

メッセージは平気ですが、現地網は VoIP 通話をフィルタしています。国外経由の eSIM なら通話も通ることが多いんです。

ペトラやワディラムでも、ちゃんと電波は入りますか?

ペトラの入口や宝物殿は 4G が安定。ただ修道院への登りやワディラムの奥は細ります。5G は 2023 年から都市部で稼働中です。
このページで分かること: 日本人がヨルダンで eSIM を使うときに私 (sasapy) が必ず先に確認しているのは、(1) ヨルダンは現地 SIM にパスポート登録 (KYC) が要り、端末には TRC (通信規制委員会) の IMEI 登録制度がある一方、旅行者の持ち込み端末は「グレーリスト」で黙認され、travel eSIM ならこの一切に触れないこと、(2) 現地回線では WhatsApp / Messenger の「通話」が遮断されており、国外を経由する eSIM だと通話が通りやすいという実務上とても大きな差、(3) Zain / Orange / Umniah の 3 キャリアと 5G・対応バンド、(4) ペトラ・ワディラム・死海など観光地ごとの電波事情と、2026 年時点の渡航安全情報、の 4 点です。私がアンマン・ペトラ・ワディラムを回ってきた整理を、TRC / GSMA / Ookla などの公開資料で裏づける形で 1 本にまとめました。
- ヨルダンは「登録のいらない国」ではない——旅行者の最短は eSIM
- ヨルダンのモバイル通信事情——3 キャリアと 5G・対応バンド
- 使用容量別の eSIM 料金比較 (2026 年 7 月時点・代表値)
- 推奨 eSIM 3 選——Saily / esim4travel / Nomad の使い分け
- 現地プリペイド SIM という選択肢——パスポート登録と料金
- ヨルダン入国前後の eSIM 設定手順 (iPhone / Android)
- WhatsApp 通話の遮断と eSIM での回避——ヨルダン特有の論点
- ペトラ・ワディラム・死海の実効速度——観光地の電波事情
- 渡航前の安全確認と eSIM のセキュリティ
- よくある質問
- まとめ——ヨルダン旅行・出張に最適な eSIM の選び方
- 参考文献
ヨルダンは「登録のいらない国」ではない——旅行者の最短は eSIM
本ページの開示: 本ページにはアフィリエイトリンクが含まれており、ご利用に応じて当サイトに収益が発生する場合があります。価格・規制情報は 2026 年 7 月時点で、私 sasapy が TRC (ヨルダン通信規制委員会)・GSMA・Ookla / DataReportal・各キャリア (Zain / Orange / Umniah) 公式や各国政府の渡航情報などの公開資料から確認した値を主軸に整理しています。料金・規制は変動が速いため、購入前に各社公式と最新の安全情報で最終確認してください。

ヨルダンって、着いてから現地で SIM を買えば十分じゃないんですか?

買えますが空港カウンターでパスポート登録が要ります。eSIM は登録不要で、着陸前に準備を終えられるのが違いです。
まず前提を整理します。ヨルダンはインドのような「アプリ遮断」もトルコのような「約 120 日で端末がブロックされる IMEI ルール」もありませんが、現地プリペイド SIM の購入にはパスポート提示による登録 (KYC) が必須で、クイーンアリア国際空港 (アンマン) のキャリアカウンターで手続きします。加えてヨルダンの TRC は密輸・関税逃れ対策として 端末 (IMEI) 登録制度を運用しており、正規に通関した端末を「ホワイトリスト」、未申告端末を「ブラックリスト」、そして 旅行者・外交官など一時滞在者の持ち込み端末を「グレーリスト」として扱います (2025 年 4 月発表、TRC の端末登録制度)。つまり観光客の自分のスマホはグレーリストで黙認され、短期滞在でブロックされることは基本的にありません。
ではなぜ「出発前 eSIM」が実質最適かというと、理由は手間と通話です。現地 SIM はパスポート登録の列に並ぶ手間があり、物理 SIM を差し替えると日本の電話番号のスロットが埋まって SMS 認証を受けにくくなります。travel eSIM なら日本の自宅 Wi-Fi で購入・インストールまで済ませ、到着後にデータローミングを ON にするだけ。日本の番号を物理 SIM に残したまま SMS 認証を受けられ、データだけ eSIM 側で安く動かせます。さらに次章で述べるとおり、現地回線では塞がれているWhatsApp 通話が、国外を経由する eSIM だと通りやすい——ここがヨルダンで eSIM を選ぶ最大の実利です。
ヨルダンのモバイル通信事情——3 キャリアと 5G・対応バンド

キャリアは 3 社あるって聞きました。旅行者はどれを気にすればいい?

Zain・Orange・Umniah の 3 社です。人口カバーは 4G で約 95%。5G も 2023 年から都市部で動いています。
ヨルダンの MNO は 3 社です。Zain Jordan (加入者最大手で、2015 年にヨルダン初の 4G LTE を Band 3 / 1800MHz で開始)、Orange Jordan (旧 Umniah とは別系列で全国網を展開)、Umniah (2023 年 2 月にヨルダン初の 5G を商用化) という構図です。GSMA / TRC の資料では 3G が人口比ほぼ 100%、4G が約 95% をカバーしており (GSMA Public Policy Spotlight: Jordan)、アンマン・アカバ・死海リゾートといった主要エリアでは 4G/5G が安定しています。travel eSIM は通常この 3 社いずれかにローミングするため、旅行者が個別にキャリアを選ぶ必要はありません。
5G は 2023 年から本格稼働しています。Umniah が 2023 年 2 月にアンマン・イルビド・ザルカで国内初の 5G を、Orange Jordan が 2023 年 7 月 11 日にアンマンとイルビドで商用 5G を開始しました (Orange 公式発表)。Zain も 2024 年 8 月から 5G NR の n77 (3.7GHz 帯) を追加しています。対応バンドの心配は少なめで、LTE の主力は Band 3 (1800MHz) と Band 1 (2100MHz) という世界的にほぼ普遍的な帯域なので、日本・欧州・中国いずれのスマホでも 4G は問題なく掴めます。5G まで使いたい場合だけ、自分の端末が n77 / n78 に対応しているか確認しておけば十分です。実効速度は DataReportal Digital 2025: Jordan によればモバイル中央値で約 30.5Mbps (前年比 +38%) と、日常利用には十分な水準です。
使用容量別の eSIM 料金比較 (2026 年 7 月時点・代表値)
ヨルダン向けに travel eSIM を選ぶときの、Saily / Nomad / esim4travel の 公式表示価格 (定価) とクーポン適用後の実購入価格を容量帯別に整理しました。いずれもヨルダン (中東) 向けプランの代表値です。料金は改定が速いので、必ず購入前に各社公式で最終確認してください。参考までに、現地キャリアのツーリスト SIM は Orange の 15GB / 10 日で 10 JOD (約 14 ドル)、Zain の 37.5GB / 3 ヶ月で 16.12 JOD (約 23 ドル) 前後と「ディナールあたりの GB」では割安ですが、パスポート登録が要り、現地回線ゆえ WhatsApp 通話が塞がれる点は割り引いて考える必要があります。
データ容量プラン詳細 (定価 → クーポン後)
| 容量 / 有効期間 | Saily | Nomad | esim4travel (代表値) |
|---|---|---|---|
| 1 GB (7日) | $3.99 ※クーポン対象外 | $4.50 ※クーポン対象外 | $4.50 → $4.05 |
| 5 GB (30日) | $12.99 → $7.99 | $12.00 → $7.00 | $10.99 → $9.89 |
| 10 GB (30日) | $19.99 → $14.99 | $18.00 → $13.00 | $16.99 → $15.29 |
| 20 GB (30日) | $32.99 → $27.99 | $27.00 → $22.00 | $26.99 → $24.29 |
| 無制限 (30日/日次上限あり) | $52.99 → $47.99 | — | — |
「定価 $X → クーポン後 $Y」表記の太字 $Y が実際の購入価格。「※クーポン対象外」は定価が各社の最低クーポン利用金額に満たないケースです。「無制限」プランは各社とも 1 日あたりの高速上限 (概ね 2〜3GB/日) を超えると低速化するソフトキャップ型です。
クーポンコード一覧 (2026 年 7 月時点有効)
- Saily: クーポン
CAIRNR6205で $5 OFF - Nomad: クーポン
ILEXBDNSXSBAで $5 OFF - esim4travel: クーポン
cairnroam(取得準備中)で 10% OFF
クーポン適用条件は各社公式 T&C に沿っています。Saily (公式 T&C) は定価 5.60 米ドル未満・初回購入のみ・併用不可、Nomad (公式 referral 規約) は定価 5 米ドル未満に適用不可。1GB のような少額プランはクーポン対象外になる点に注意してください。
推奨 eSIM 3 選——Saily / esim4travel / Nomad の使い分け

Saily・Nomad・esim4travel、結局どれが自分向きなんでしょう?

都市+プライバシーは Saily、周遊は Nomad、最安割り切りは esim4travel。ヨルダンは通話を残せる Saily が特に相性良しです。
3 社は性格がはっきり違うので、旅行スタイルで選び分けるのが失敗しないコツです。
Saily——初心者と都市観光、プライバシー重視に
Saily は NordVPN を運営する Nord Security 系列で、本社はリトアニア・ビリニュス (EU/EEA) にあり GDPR の下でデータ最小化を掲げるのが特徴です。ヨルダンでは 3 キャリア網にローミングし、広告・マルウェア URL ブロックが標準装備。Apple Pay / Google Pay 対応でカード番号の直接入力が不要、SMS 認証用の番号オプションもあり、初めての海外 eSIM でも心理的な壁が低い。国外を経由する仕組みなので、後述する WhatsApp 通話の遮断も回避しやすいのがヨルダンでは効いてきます。都市観光が中心で SNS 投稿や通話が多い人にまず勧める 1 枚です。クーポン CAIRNR6205 で $5 OFF。詳しい料金は Saily のヨルダン eSIM ページ で確認できます。
Nomad——長期滞在と広域周遊に
Nomad は Lotusflare 系の eSIM で、容量課金の柔軟さと中容量〜大容量のコスパが持ち味です。アンマン → 死海 → ペトラ → ワディラム → アカバと広く動く周遊や、2 週間以上の長期滞在で 1GB 単価がじわじわ効いてきます。20GB や 50GB といった大きめのバケットが割安で、動画会議や OS アップデートが旅先で発生するノマドワーカーにも向く構成。私自身、拠点を移しながら長く滞在する日程では Nomad に寄せることが多いです。クーポン ILEXBDNSXSBA で $5 OFF。
esim4travel——最安で割り切る短期旅行に
esim4travel は最安帯に振った選択肢です。数日〜1 週間の観光で、地図とメッセンジャーと配車アプリ (Careem など) が動けば十分、という割り切りならこれで答えが出ます。クーポン cairnroam(取得準備中)で 10% OFF。速度やサポートは上位 2 社にやや譲る場面があるので、「通話や大容量アップロードを多用する日は Saily / Nomad、とにかく安く済ませたい移動日は esim4travel」と使い分けるのが私の実運用です。
現地プリペイド SIM という選択肢——パスポート登録と料金
travel eSIM 以外に、ヨルダンには旅行者向けの現地プリペイド SIM もあります。クイーンアリア国際空港の到着ロビーに Zain / Orange / Umniah のカウンターがあり、パスポートを提示して登録すれば即日開通します。料金はディナールあたりの GB で見ると割安で、Orange のツーリストプランは 15GB + 現地通話 60 分 + 国際 10 分で 10 JOD (約 14 ドル / 10 日)、20GB + 現地通話し放題 + 国際 20 分で 15 JOD (約 21 ドル / 30 日)、Zain の「International Line」は 37.5GB + 現地 3,000 分で 16.12 JOD (約 23 ドル / 3 ヶ月) 前後です。
使い分けの目安はシンプルです。大量のデータを現地通話込みで安く使い、パスポート登録の列も苦にならないなら現地プリペイド、着陸前に準備を終えたい・日本の番号を残したい・WhatsApp 通話を使いたいなら travel eSIM。とくにヨルダンは現地回線だと VoIP 通話が塞がれるため、通話を重視する人ほど eSIM の優位が大きくなります。物理 SIM は差し替えの手間と紛失リスクもあるので、短期旅行では eSIM の即時性に軍配が上がる場面が多いです。
ヨルダン入国前後の eSIM 設定手順 (iPhone / Android)
大前提は 日本の自宅 Wi-Fi で QR コードの読み取りまでを済ませる こと。私は出国 24 時間以上前に済ませ、データローミングを OFF にしたまま放置 (この状態なら料金は発生しません)、ヨルダン到着後にローミングを ON にするだけ、という段取りにしています。
iPhone は「設定」→「モバイル通信」→「eSIM を追加」→「QR コードを使用」で provider 発行の QR を読み取り、回線ラベル (例:「Jordan Travel」) を設定。「デフォルト回線」は日本の物理 SIM のまま、「モバイルデータ通信」を eSIM 側に切り替えれば、日本の電話番号を維持したままデータだけヨルダン側で動きます。これで日本宛の SMS 認証も切れません。Android は「設定」→「ネットワーク」→「SIM」→「eSIM を追加」で同様です。注意点は SIM ロックで、ドコモ・au・ソフトバンクで買ったキャリアモデルはロックがかかっていると eSIM を使えないため、2015 年 5 月以降購入の端末は各社のマイページから無料で解除しておいてください (ドコモの SIM ロック解除手順)。到着後にデータローミングの ON を忘れずに。
WhatsApp 通話の遮断と eSIM での回避——ヨルダン特有の論点

さっきの「通話が遮断」って、旅行者には結構困りませんか?

困ります。現地網は VoIP 通話をフィルタしていて『この通話に対応していません』と出ます。国外経由の eSIM なら通りやすいです。
ヨルダンで日本人が一番戸惑うのが、この WhatsApp / Messenger の「通話」が現地モバイル網では遮断されている点です。メッセージ (テキスト) は普通に使えますが、音声・ビデオ通話をかけようとすると「ご利用の通信事業者はこの通話に対応していません」と表示されたり、つながってもすぐ切れたりします。これはヨルダンの通信事業者が VoIP 通話をフィルタしているためで (7iber の解説)、インドやトルコには無いヨルダン特有のクセです。家族や仕事相手と WhatsApp 通話で連絡を取りたい旅行者には、無視できない論点です。
ここで travel eSIM が効きます。海外発行の eSIM はデータがいったん国外 (ホーム網) を経由してからインターネットに出るため、ヨルダン国内の DPI フィルタが適用されにくく、WhatsApp / Messenger の通話がそのまま通ることが多いのです。現地プリペイド SIM だと現地網に直結するので通話が塞がれる一方、eSIM ローミングなら回避できる——これはヨルダンで eSIM を選ぶ、料金以上に実利のある理由です。確実性を高めたいなら、信頼できる VPN を併用するとさらに安定します。
ペトラ・ワディラム・死海の実効速度——観光地の電波事情

ペトラやワディラムみたいな観光地、ちゃんと繋がりますか?

ペトラは入口・シーク・宝物殿は 4G が安定。ただ修道院の登りやワディラムの奥は細ります。オフライン地図は必携です。
ヨルダンは主要観光地の電波事情に はっきりした濃淡があります。アンマン・アカバ・死海リゾートは 4G/5G が安定していて、SNS 投稿もビデオ会議も問題ありません。ペトラは入口からシーク (岩の回廊) を抜けて宝物殿 (エル・カズネ) までは 4G がしっかり入りますが、修道院 (アド・デイル) へ登る山道では途切れがちになります。ワディラムはベドウィンのツーリストキャンプ周辺は概ね 4G が入る一方、奥の砂漠の谷に入ると圏外になります。全国の人口カバーは 4G で約 95%、モバイル中央値は約 30.5Mbps ですが (DataReportal Digital 2025: Jordan)、その体験は都市と辺境で大きく変わるのが実態です。
だからこそ、ペトラのトレッキングやワディラムの砂漠ツアーに行くなら、訪問前にオフライン地図をダウンロードしておくのが鉄則。宿やツアー会社の緊急連絡先も端末にローカル保存しておくと安心です。5G を積極的に使いたいなら、都市部 (アンマン・イルビド) で n77 対応端末なら高速通信の恩恵を受けられますが、旅行の快適さという意味では「都市で 5G、観光地の奥ではオフライン地図」という二段構えが現実的です。
渡航前の安全確認と eSIM のセキュリティ
通信とあわせて確認しておきたいのが渡航安全情報です。2026 年 7 月時点で、日本の外務省はヨルダンの大半を「レベル 2 (不要不急の渡航は止めてください)」、シリア・イラク国境に近い マフラク県・ザルカ県の一部を「レベル 3 (渡航は止めてください)」としています (外務省 海外安全ホームページ)。米国務省も 2026 年 3 月に地域情勢を理由に「レベル 3 (渡航の再考)」へ引き上げ、シリア・イラク国境は「レベル 4」としています。ただしアンマン・ペトラ・ワディラム・死海・アカバといった主要観光地は渡航中止勧告の対象外で、通常の海外旅行と同様の注意で訪問できます。情勢は動くため、必ず出発前に最新の一次情報を確認してください。
eSIM で常時 4G/5G を確保しておけば、公共 Wi-Fi (空港・カフェ・ホテル) に頼らずに済むのがセキュリティ上の利点です。公共 Wi-Fi は中間者攻撃や偽 AP のリスクがあり、決済や銀行アプリのログインは避けるのが定石。Saily や Nomad のアプリには広告・マルウェア URL ブロックが標準装備で、OS の DNS を触らずにひと通りの防御が効きます。SMS 認証コードの受信も、日本の物理 SIM を残しておけば +81 番号でそのまま受け取れ、業務利用にも耐えます。私は渡航前に、重要サービスをパスキー / ハードウェアキーの多要素認証へ寄せておく点検を必ず入れています。
よくある質問
ヨルダンでは現地 SIM と travel eSIM、どちらが良いですか?
数日〜2 週間程度の旅行で、手間なく即時に使いたいなら travel eSIM が実用的です。ヨルダンの現地プリペイド SIM は容量あたりが割安ですが、空港カウンターでのパスポート登録が必要で、現地回線ゆえ WhatsApp 通話が遮断されます。通話や日本の番号維持を重視するなら eSIM、とにかく大量のデータを現地通話込みで安く使いたいなら現地 SIM、という選び分けになります。
ヨルダンでは WhatsApp や LINE の通話は使えますか?
テキストのメッセージは問題なく使えますが、現地モバイル網では WhatsApp / Messenger の音声・ビデオ通話が遮断されています。一方、海外発行の travel eSIM はデータが国外を経由するため、この遮断を回避して通話が通ることが多いです。確実性を上げたいなら VPN の併用も有効です。
ヨルダンでも IMEI 登録は必要ですか? 端末はブロックされますか?
旅行者の持ち込み端末は、ヨルダン TRC の端末登録制度で「グレーリスト (一時滞在者向け)」として扱われ、短期滞在でブロックされることは基本的にありません。IMEI 登録が問題になるのは端末を国内で長期・恒久的に使う場合で、travel eSIM やローミング利用の旅行者には実務上関係しません。
日本のスマホはヨルダンで使えますか? 対応バンドは?
eSIM 対応機 (iPhone XS 以降、Pixel 6 以降、Galaxy S20 以降など) で SIM ロックが解除されていれば使えます。ヨルダンの LTE 主力は Band 3 (1800MHz) と Band 1 (2100MHz) で、日本のスマホでもほぼ問題なく 4G を掴めます。5G (n77 / 3.7GHz) まで使いたい場合だけ、端末が n77 / n78 に対応しているか確認しておくと安心です。
ペトラやワディラムでもネットは繋がりますか?
ペトラは入口・シーク・宝物殿までは 4G が安定していますが、修道院 (アド・デイル) への登山道では途切れがちです。ワディラムはベドウィンキャンプ周辺は概ね 4G、奥の砂漠は圏外になります。訪問前にオフライン地図をダウンロードしておくのが鉄則です。
eSIM をパソコンにテザリング (デザリング) できますか?
できます。Saily・Nomad・esim4travel はいずれも個人ホットスポット (テザリング) に対応しています。ノート PC を長く接続するなら、容量を大きめのプランにしておくと安心です。
どの eSIM がヨルダンでおすすめですか?
都市観光・通話やプライバシー重視なら Saily (クーポン CAIRNR6205 で $5 OFF)、広域周遊・長期なら Nomad (ILEXBDNSXSBA で $5 OFF)、最安割り切りなら esim4travel (cairnroam(取得準備中)で 10% OFF) です。ヨルダンは WhatsApp 通話を残せる eSIM の利点が大きいので、通話派には Saily をまず勧めます。
まとめ——ヨルダン旅行・出張に最適な eSIM の選び方
ヨルダンでの eSIM 利用は、インドやトルコと違って 「登録の手間」と「WhatsApp 通話の遮断」という 2 つのクセをどう回避するかの問題だ、というのが私の現場結論です。現地プリペイド SIM はパスポート登録が要り、現地回線では VoIP 通話が塞がれます。出発前に travel eSIM を買って有効化しておけば、日本の番号を残したまま到着直後からデータが使え、国外を経由する仕組みのおかげで WhatsApp 通話も通りやすい。プロバイダは旅行スタイルで選び分けてください。
- 都市観光・通話重視・プライバシー: Saily (
CAIRNR6205で $5 OFF) - 広域周遊・長期滞在: Nomad (
ILEXBDNSXSBAで $5 OFF) - 最安割り切り・短期: esim4travel (
cairnroam(取得準備中)で 10% OFF) - 現地通話込みで大量データを安く: Orange / Zain のツーリスト SIM (パスポート登録要)
料金・容量・使い方の 3 点で自分に合う 1 社を 出発前に 確定させ、QR まで取り切り、到着後にローミングを ON にするだけ。これだけでヨルダン到着直後の通信と連絡の不安はほぼ消えます。困ったときの問い合わせは お問い合わせフォーム からどうぞ。
参考文献
- SAMENA Council — Jordan TRC device-registration (white/black/gray list) — 旅行者・一時滞在者の端末はグレーリストで黙認される制度概要
- GSMA — Public Policy Spotlight: Jordan — 3G 人口カバー約 100%・4G 約 95% の規制/カバレッジ背景
- DataReportal — Digital 2025: Jordan — モバイル中央値速度 約 30.5Mbps (前年比 +38%) 等の接続統計
- Orange — Orange Jordan officially launches 5G — 2023 年 7 月 11 日アンマン・イルビドで商用 5G 開始
- 7iber — Blocking Internet Calls — ヨルダンの通信事業者が VoIP 通話をフィルタする仕組みの解説
- 外務省 — ヨルダン 危険情報 — 大半がレベル 2、マフラク県・ザルカ県一部がレベル 3 (2026 年時点)
- NTT docomo — SIM ロック解除の手順 — 2015 年 5 月以降の端末は無料でオンライン解除可能
最終更新日: 2026-07-24

