結論から言うと、セルビアでは travel eSIM を 日本出発前に購入・有効化しておくのが、料金・手続き・即時性の三拍子で最も確実な最適解です。セルビアは EU 非加盟なので、日本の携帯の海外ローミングは「ヨーロッパ定額」の対象外になりがちで割高。現地プリペイド SIM は購入時にパスポート (ID) 登録が要り、店頭に並ぶ手間もあります。ところが travel eSIM なら、日本の Wi-Fi で QR を読み込んでおき、ベオグラード到着後にデータローミングを ON にするだけ。日本の電話番号を残したまま安くデータが使え、しかもセルビアは 2025 年 12 月に 3 キャリア同時で 5G を商用化したばかりで、都市部の速度は快適です。私がバルカン半島を海外 eSIM で回ってきた実感でも、セルビアはこの「EU 外ゆえのローミング割高」を出発前に回避しておくのが、現地で通信に困らない一番の近道でした。

セルビア旅行、ネットは現地 SIM と海外 eSIM のどっちが正解ですか?

短期なら eSIM です。現地 SIM は ID 登録が要り、EU 外なので日本のローミングも割高になりがちです。

セルビアって EU じゃないんですね。5G はもう飛んでますか?

EU 非加盟です。でも 5G は 2025 年 12 月に 3 社同時で商用化。ベオグラードなら十分快適ですよ。

現地の人って、連絡は何のアプリを使ってるんですか?

セルビアは Viber が圧倒的で、スマホ利用者の 9 割超が使うという調査もあります。入れておくと便利です。

支払いは現金ですか? カードは使えるのか心配で…。

都市はカードと IPS QR が普及。ただ地方や市場は現金中心なので、ディナールも用意しておくと安心です。
このページで分かること: 日本人がセルビアで eSIM を使うときに私 (sasapy) が必ず先に確認しているのは、(1) セルビアは EU 非加盟なので日本の携帯ローミングが「ヨーロッパ定額」の対象外になりがちで、travel eSIM が料金面でほぼ確実に有利なこと、(2) 現地プリペイド SIM はパスポート (ID) 登録が必要で、eSIM ならこの店頭手続きを丸ごと省けること、(3) Telekom Srbija (mts) / Yettel / A1 の 3 キャリアと、2025 年 12 月に始まったばかりの 5G・対応バンド、(4) ベオグラード・ノヴィサド・山岳部の電波事情と、Viber 文化・IPS QR 決済・2026 年時点の渡航情報、の 4 点です。私がベオグラードやノヴィサドを回ってきた整理を、欧州委員会 (EC) / GSMA / RATEL などの公開資料で裏づける形で 1 本にまとめました。
- セルビアで eSIM が最適な理由——EU 外ローミングと登録の手間
- セルビアのモバイル通信事情——3 キャリアと 2025 年 12 月開始の 5G・対応バンド
- 使用容量別の eSIM 料金比較 (2026 年 7 月時点・代表値)
- 推奨 eSIM 3 選——Saily / esim4travel / Nomad の使い分け
- 現地プリペイド SIM という選択肢——ID 登録と料金
- セルビア入国前後の eSIM 設定手順 (iPhone / Android)
- ベオグラード・ノヴィサド・山岳部の電波と、Viber・IPS QR 決済
- 渡航前の安全確認と eSIM のセキュリティ
- よくある質問
- まとめ——セルビア旅行・出張に最適な eSIM の選び方
- 参考文献
セルビアで eSIM が最適な理由——EU 外ローミングと登録の手間
本ページの開示: 本ページにはアフィリエイトリンクが含まれており、ご利用に応じて当サイトに収益が発生する場合があります。価格・規制情報は 2026 年 7 月時点で、私 sasapy が欧州委員会 (EC)・GSMA・RATEL (セルビア電子通信規制庁)・セルビア国立銀行 (NBS) や各キャリア公式、各国政府の渡航情報などの公開資料から確認した値を主軸に整理しています。料金・規制は変動が速いため、購入前に各社公式と最新の安全情報で最終確認してください。

EU じゃないと、そんなにローミングって高くなるんですか?

EU の定額ローミングは域内限定です。EU は 2026 年に西バルカンへの拡大交渉を始めましたが、まだ発効前です。
まず前提を整理します。セルビアはインドのような「アプリ遮断」もヨルダンのような「VoIP 通話の遮断」もなく、Google も WhatsApp も Instagram も普通に使える開かれたネット環境です。旅行者にとっての論点はもっと単純で、「料金」と「登録の手間」の 2 点に尽きます。セルビアは EU 非加盟国なので、日本の大手キャリアの海外パケット定額でも「ヨーロッパ周遊」対象外になっていることが多く、対象外の従量制で使うと通信料が跳ね上がります。EU 自身も西バルカン 6 か国 (セルビア・アルバニア・ボスニア・コソボ・モンテネグロ・北マケドニア) への「Roam Like at Home」拡大交渉を、欧州委員会が 2026 年 2 月に提案し、EU 理事会が同年 6 月に交渉開始を承認しましたが (欧州委員会の発表)、これはあくまで交渉段階でまだ発効していません。だからこそ、いま行く旅行者は自前の対策 = travel eSIM が要るわけです。
もう 1 点が登録の手間です。セルビアで現地プリペイド SIM を買うと、購入時にパスポート (ID) を提示して登録するのが一般的で、ショップやキオスクに並ぶ必要があります。一方 travel eSIM なら日本の自宅 Wi-Fi で購入・インストールまで済ませ、到着後にデータローミングを ON にするだけ。物理 SIM を差し替えないので日本の電話番号のスロットが埋まらず、日本宛の SMS 認証もそのまま受け取れます。セルビアはトルコのような IMEI 端末登録制度もないので、旅行者が自分のスマホを短期で使う分にはブロックの心配もありません。つまりセルビアでは「eSIM = 料金と手間の両方を出発前にかわす手段」という位置づけになります。
セルビアのモバイル通信事情——3 キャリアと 2025 年 12 月開始の 5G・対応バンド

キャリアは 3 社なんですね。日本のスマホ、バンドは大丈夫ですか?

LTE の主力は Band 3 / 1 / 7 と欧州標準なので日本の端末でほぼ問題なし。5G を使うなら n78 対応を確認しましょう。
セルビアの MNO は 3 社です。Telekom Srbija (ブランド名 mts、加入者最大手)、Yettel Serbia (旧 Telenor)、A1 Serbia という構図で、市場シェアはおおむね mts 約 41%・Yettel 約 32%・A1 約 26% とされます。4G/LTE は実質全国をカバーし、travel eSIM は通常この 3 社いずれかにローミングするため、旅行者が個別にキャリアを選ぶ必要はありません。対応バンドの心配は少なめで、LTE は Band 3 (1800MHz)・Band 1 (2100MHz)・Band 7 (2600MHz) が主力、加えて Band 20 (800MHz) と Band 28 (700MHz) で地方や郊外もカバーします (Spectrum Tracker: Serbia)。いずれも欧州で普遍的な帯域なので、日本のスマホでも 4G は問題なく掴めます。
5G は 2025 年 12 月 3 日に本格稼働しました。欧州委員会の資料によれば、mts・Yettel・A1 の 3 社が同時に 5G サービスを開始し、周波数は n78 (3600MHz) と n28 (700MHz)、まずは主要都市と観光地を中心に、2026 年を通じて全国展開が予定されています (EC: Serbia — all three mobile operators launch 5G)。実効速度はネットワークにより差がありますが、最速級のキャリアではモバイル下り平均が 100Mbps を超えるという計測もあり、ベオグラードやノヴィサドといった都市部では動画会議も SNS 投稿も快適です。ただし 5G を確実に使えるかは eSIM プロバイダの卸提供次第で、4G のみのプランもあるため、5G を重視するなら購入前にプラン仕様を確認してください。5G まで使いたい場合は自分の端末が n78 に対応しているかも併せてチェックしておくと安心です。
使用容量別の eSIM 料金比較 (2026 年 7 月時点・代表値)
セルビア向けに travel eSIM を選ぶときの、Saily / Nomad / esim4travel の 公式表示価格 (定価) とクーポン適用後の実購入価格を容量帯別に整理しました。いずれもセルビア (または欧州周遊) 向けプランの代表値です。料金は改定が速いので、必ず購入前に各社公式で最終確認してください。参考までに、セルビアの travel eSIM は 5GB / 7 日クラスがおおむね $5〜$12 程度と、EU 外ローミングの従量制に比べれば桁違いに安く収まります。
データ容量プラン詳細 (定価 → クーポン後)
| 容量 / 有効期間 | Saily | Nomad | esim4travel (代表値) |
|---|---|---|---|
| 1 GB (7日) | $3.99 ※クーポン対象外 | $4.50 ※クーポン対象外 | $4.50 → $4.05 |
| 5 GB (30日) | $11.99 → $6.99 | $12.00 → $7.00 | $9.99 → $8.99 |
| 10 GB (30日) | $18.99 → $13.99 | $17.00 → $12.00 | $15.99 → $14.39 |
| 20 GB (30日) | $30.99 → $25.99 | $26.00 → $21.00 | $24.99 → $22.49 |
| 無制限 (30日/日次上限あり) | $49.99 → $44.99 | — | — |
「定価 $X → クーポン後 $Y」表記の太字 $Y が実際の購入価格。「※クーポン対象外」は定価が各社の最低クーポン利用金額に満たないケースです。「無制限」プランは各社とも 1 日あたりの高速上限を超えると低速化するソフトキャップ型です。セルビア単国プランが無い場合は「ヨーロッパ周遊」プランでもセルビアをカバーします。
クーポンコード一覧 (2026 年 7 月時点有効)
- Saily: クーポン
CAIRNR6205で $5 OFF - Nomad: クーポン
ILEXBDNSXSBAで $5 OFF - esim4travel: クーポン
cairnroam(取得準備中)で 10% OFF
クーポン適用条件は各社公式 T&C に沿っています。Saily (公式 T&C) は定価 5.60 米ドル未満・初回購入のみ・併用不可、Nomad (公式 referral 規約) は定価 5 米ドル未満に適用不可。1GB のような少額プランはクーポン対象外になる点に注意してください。
推奨 eSIM 3 選——Saily / esim4travel / Nomad の使い分け

Saily・Nomad・esim4travel、結局どれが自分向きですか?

都市+プライバシーは Saily、周遊は Nomad、最安割り切りは esim4travel。バルカン周遊なら広域プランの Nomad も好相性です。
3 社は性格がはっきり違うので、旅行スタイルで選び分けるのが失敗しないコツです。
Saily——初心者と都市観光、プライバシー重視に
Saily は NordVPN を運営する Nord Security 系列で、本社はリトアニア・ビリニュス (EU/EEA) にあり GDPR の下でデータ最小化を掲げるのが特徴です。セルビアでは 3 キャリア網にローミングし、広告・マルウェア URL ブロックが標準装備。Apple Pay / Google Pay 対応でカード番号の直接入力が不要、SMS 認証用の番号オプションもあり、初めての海外 eSIM でも心理的な壁が低い。ベオグラードやノヴィサドの都市観光が中心で、SNS 投稿やカフェの公共 Wi-Fi 利用が多い人にまず勧める 1 枚です。クーポン CAIRNR6205 で $5 OFF。詳しい料金は Saily のセルビア eSIM ページ で確認できます。
Nomad——長期滞在とバルカン広域周遊に
Nomad は Lotusflare 系の eSIM で、容量課金の柔軟さと中容量〜大容量のコスパが持ち味です。ベオグラード → ノヴィサド → ニシュ → ズラティボルと国内を広く動く周遊や、セルビアを起点にボスニア・モンテネグロなど西バルカンを跨ぐ日程では、地域 (ヨーロッパ/バルカン) 広域プランが 1 枚で複数国をカバーして便利です。20GB や 50GB といった大きめのバケットが割安で、動画会議や OS アップデートが旅先で発生するノマドワーカーにも向く構成。クーポン ILEXBDNSXSBA で $5 OFF。
esim4travel——最安で割り切る短期旅行に
esim4travel は最安帯に振った選択肢です。数日〜1 週間の観光で、地図とメッセンジャーと配車アプリ (現地の CarGo など) が動けば十分、という割り切りならこれで答えが出ます。クーポン cairnroam(取得準備中)で 10% OFF。速度やサポートは上位 2 社にやや譲る場面があるので、「大容量アップロードを多用する日は Saily / Nomad、とにかく安く済ませたい移動日は esim4travel」と使い分けるのが私の実運用です。
現地プリペイド SIM という選択肢——ID 登録と料金
travel eSIM 以外に、セルビアには旅行者向けの現地プリペイド SIM もあります。ベオグラード・ニコラテスラ空港の到着ロビーや街中のショップで mts / Yettel / A1 の SIM を買え、パスポート (ID) を提示して登録すれば開通します。料金はディナールあたりの GB で見ると割安で、データ中心のツーリストパックは数百ディナール台から用意されています。ただし現地通貨での支払いや店頭での本人確認が必要で、日本の番号を抜いて差し替える手間もあります。
使い分けの目安はシンプルです。大量のデータを現地通話込みで安く使い、店頭での ID 登録も苦にならないなら現地プリペイド、着陸前に準備を終えたい・日本の番号を残したい・EU 外ローミングの割高を避けたいなら travel eSIM。とくに短期旅行では、物理 SIM の差し替えの手間と紛失リスク、両替の手間を考えると、eSIM の即時性に軍配が上がる場面が多いです。
セルビア入国前後の eSIM 設定手順 (iPhone / Android)
大前提は 日本の自宅 Wi-Fi で QR コードの読み取りまでを済ませる こと。私は出国 24 時間以上前に済ませ、データローミングを OFF にしたまま放置 (この状態なら料金は発生しません)、セルビア到着後にローミングを ON にするだけ、という段取りにしています。
iPhone は「設定」→「モバイル通信」→「eSIM を追加」→「QR コードを使用」で provider 発行の QR を読み取り、回線ラベル (例:「Serbia Travel」) を設定。「デフォルト回線」は日本の物理 SIM のまま、「モバイルデータ通信」を eSIM 側に切り替えれば、日本の電話番号を維持したままデータだけセルビア側で動きます。これで日本宛の SMS 認証も切れません。Android は「設定」→「ネットワーク」→「SIM」→「eSIM を追加」で同様です。注意点は SIM ロックで、ドコモ・au・ソフトバンクで買ったキャリアモデルはロックがかかっていると eSIM を使えないため、2015 年 5 月以降購入の端末は各社のマイページから無料で解除しておいてください (ドコモの SIM ロック解除手順)。到着後にデータローミングの ON を忘れずに。
ベオグラード・ノヴィサド・山岳部の電波と、Viber・IPS QR 決済

ズラティボルやタラみたいな山でも、電波は入りますか?

都市と幹線は快適ですが、ウヴァツ峡谷やタラの奥は細ります。オフライン地図は必携です。
セルビアは主要都市の電波が非常に良好です。ベオグラード・ノヴィサド・ニシュといった都市や幹線道路沿いは 4G/5G が安定し、SNS 投稿もビデオ会議も問題ありません。一方、山岳・渓谷部 (タラ国立公園、ズラティボルの奥、ウヴァツ峡谷、ドリナ川沿い) は地形の影響で 3G に落ちたり圏外になる区間があります。ハイキングや川下りに行くなら、訪問前に Google マップのオフライン地図をダウンロードしておくのが鉄則です。なお毎年 7 月上旬にノヴィサドで開かれる大型音楽フェス EXIT の期間は、会場周辺で回線が混雑して速度が落ちることがあります。
生活面で押さえておきたいのが Viber 文化です。セルビアではメッセージアプリとして Viber が圧倒的な定番で、スマホ利用者の 9 割超が使うという調査もあり、宿・ツアー会社・レストランとの連絡が Viber 指定になることも珍しくありません (Alertify の解説)。渡航前に Viber を入れておくと現地とのやり取りがスムーズです。決済は、都市部では Visa / Mastercard のカードと、セルビア国立銀行 (NBS) が運用する即時決済 IPS QR (「IPS scan / IPS show」) が広く使えます (NBS IPS 公式)。ただし地方や市場、タクシーは現金中心なので、ディナール (RSD) の小額紙幣を必ず携行してください。国内カードの DinaCard も普及していますが、旅行者は国際ブランドのカードで問題ありません。
渡航前の安全確認と eSIM のセキュリティ
通信とあわせて確認しておきたいのが渡航安全情報です。セルビアは日本・米国・EU から観光目的で 90 日 (180 日内) の査証免除で入国でき、ベオグラード・ノヴィサドといった主要都市は治安も比較的落ち着いています。入国後は24 時間以内に滞在登録が必要ですが、ホテル泊なら宿が代行してくれます。渡航情報のレベルは時期で変わるため、必ず出発前に日本の外務省・米国務省の最新情報で確認してください (米国務省 セルビア 渡航情報)。コソボ国境周辺など一部地域は個別に注意が呼びかけられることがあります。
eSIM で常時 4G/5G を確保しておけば、公共 Wi-Fi (空港・カフェ・ホテル) に頼らずに済むのがセキュリティ上の利点です。公共 Wi-Fi は中間者攻撃や偽 AP のリスクがあり、決済や銀行アプリのログインは避けるのが定石。Saily や Nomad のアプリには広告・マルウェア URL ブロックが標準装備で、OS の DNS を触らずにひと通りの防御が効きます。SMS 認証コードの受信も、日本の物理 SIM を残しておけば +81 番号でそのまま受け取れ、業務利用にも耐えます。私は渡航前に、重要サービスをパスキー / ハードウェアキーの多要素認証へ寄せておく点検を必ず入れています。
よくある質問
セルビアでは現地 SIM と travel eSIM、どちらが良いですか?
数日〜2 週間程度の旅行で、手間なく即時に使いたいなら travel eSIM が実用的です。セルビアは EU 非加盟で日本の携帯ローミングが割高になりがちな一方、eSIM は 5GB / 7 日クラスが $5〜$12 程度と安く、店頭での ID 登録も不要。日本の番号を残せます。大量のデータを現地通話込みで安く使いたい場合だけ、ID 登録して現地プリペイドを選ぶ、という切り分けになります。
セルビアで WhatsApp や LINE、Google は使えますか?
はい、問題なく使えます。セルビアには中国のような全国的なネット検閲や、ヨルダンのような VoIP 通話の遮断はありません。Google・WhatsApp・Instagram・YouTube・LINE いずれも通常どおり利用できます。ただし現地では Viber が定番なので、宿やツアーとの連絡用に入れておくと便利です。
セルビアに 5G はありますか? 日本のスマホで使えますか?
あります。2025 年 12 月 3 日に mts・Yettel・A1 の 3 社が同時に 5G を商用化し、主要都市と観光地を中心に順次拡大中です。周波数は n78 (3600MHz) と n28 (700MHz)。日本のスマホで 5G を使うなら n78 対応を確認してください。4G は Band 3 / 1 / 7 が主力で、日本の端末でもほぼ問題なく掴めます。ただし eSIM で 5G を使えるかはプロバイダの提供次第なので、プラン仕様を確認しましょう。
セルビアでは現地 SIM を買うのにパスポート登録が必要ですか?
現地プリペイド SIM は購入時にパスポート (ID) の提示・登録を求められるのが一般的です。travel eSIM ならこの店頭手続きは不要で、QR コードやアプリだけで開通します。なおセルビアにはトルコのような IMEI 端末登録制度はなく、旅行者が自分のスマホを短期で使う分には端末ブロックの心配もありません。
ズラティボルやタラ国立公園でもネットは繋がりますか?
ベオグラード・ノヴィサド・ニシュなどの都市と幹線道路沿いは 4G/5G が安定しています。一方、タラ国立公園やズラティボルの奥、ウヴァツ峡谷やドリナ川沿いなどの山岳・渓谷部は 3G に落ちたり圏外になる区間があります。ハイキングや川下りの前に、オフライン地図をダウンロードしておくのが鉄則です。
eSIM をパソコンにテザリング (デザリング) できますか?
できます。Saily・Nomad・esim4travel はいずれも個人ホットスポット (テザリング) に対応しています。ノート PC を長く接続するなら、容量を大きめのプランにしておくと安心です。
どの eSIM がセルビアでおすすめですか?
都市観光・プライバシー重視なら Saily (クーポン CAIRNR6205 で $5 OFF)、バルカン広域周遊・長期なら Nomad (ILEXBDNSXSBA で $5 OFF)、最安割り切りなら esim4travel (cairnroam(取得準備中)で 10% OFF) です。セルビアを起点に近隣国も回るなら、地域広域プランを選べる Nomad が 1 枚で済んで便利です。
まとめ——セルビア旅行・出張に最適な eSIM の選び方
セルビアでの eSIM 利用は、インドやヨルダンのような「規制のクセ」の問題ではなく、「EU 外ゆえのローミング割高」と「店頭 ID 登録の手間」をどう回避するかの問題だ、というのが私の現場結論です。ネット環境自体は開かれていて、5G も 2025 年 12 月に始まったばかり。出発前に travel eSIM を買って有効化しておけば、日本の番号を残したまま到着直後から安くデータが使え、都市部では 5G の速度も楽しめます。プロバイダは旅行スタイルで選び分けてください。
- 都市観光・プライバシー重視: Saily (
CAIRNR6205で $5 OFF) - バルカン広域周遊・長期滞在: Nomad (
ILEXBDNSXSBAで $5 OFF) - 最安割り切り・短期: esim4travel (
cairnroam(取得準備中)で 10% OFF) - 現地通話込みで大量データを安く: mts / Yettel / A1 のツーリスト SIM (ID 登録要)
料金・容量・使い方の 3 点で自分に合う 1 社を 出発前に 確定させ、QR まで取り切り、到着後にローミングを ON にするだけ。これだけでセルビア到着直後の通信の不安はほぼ消えます。困ったときの問い合わせは お問い合わせフォーム からどうぞ。
参考文献
- European Commission — Serbia: all three mobile operators launch 5G services — 2025 年 12 月 3 日に mts / Yettel / A1 が同時 5G 商用化 (n78 / n28)
- European Commission — Roam Like at Home: proposal to extend EU roaming to the Western Balkans — 2026 年 2 月提案、セルビアは交渉段階で未発効
- Council of the EU — Council authorises talks on extending RLAH to Western Balkans — 2026 年 6 月 4 日に交渉開始を承認
- Spectrum Tracker — Serbia mobile frequency bands — LTE Band 3 / 1 / 7 / 20 / 28、5G n78 / n28 の対応バンド
- National Bank of Serbia — IPS instant payments — IPS QR (IPS scan / show) 即時決済の公式解説
- Alertify — Viber, the most popular messaging app in Serbia — Viber がスマホ利用者の 9 割超で圧倒的という調査
- U.S. Department of State — Serbia Travel Advisory — 渡航前に確認すべき最新の安全情報
最終更新日: 2026-07-25

